Koheyheyのブログ

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築地の老舗 江戸前鰻

鰻が食べたい!!臨月でもういつ産まれてもおかしくない妻は、猛烈にエネルギーを求めていた。
土曜のランチ前に行くならば、どこへ行こうか。赤羽橋の野田岩か、もしくは未開拓の築地か。勝者は、築地の鰻。
帰りにちょっと買い出しもしたく、築地の鰻を喰らう事にした。

鰻。それはまだ生態は明らかにされていないが、高い栄養価で知られている。価格の高騰により鰻の代替(なまずのパンガシウス)が出てくるほど、古来より日本人に愛されている。

鰻は、5千年前の縄文時代から食べられているそうだ。滋養強壮として既に感じていたのだろうか。
今のような蒲焼になったのは、1700年代後半に関東に広がった濃口醤油が使われ、それと鰻の組み合わせにより、爆発的に広がったそうでだ。
ちなみに関東と関西では、鰻食べると全然違いますよね。捌き方も違う上、焼き方も違う。関東では、焼く前に蒸しの工程が入り、関西は捌いたらすぐに焼く。個人的には、関東の方がふわっとしていて、好き。(妻は関西人にて、物足りないそうな)

 

さて、築地で訪れたお店は、元々鰻問屋もやっていたという老舗。うなぎ 丸静。問屋から数えると100年は超えるそうだ。江戸っ子大将が切り盛りしていて、よく話してくれる人情溢れるお店だ。
店内は、カウンターとテーブル2つ。広くはないが、さっと食べてさっと出る。粋な江戸っ子には充分。

頼んだのはこちら。鰻2枚。

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注文から目の前で蒸して焼き上げてくれた鰻は、ふわふわ!!濃くなく、甘すぎない。鰻の味を引き立てるタレ。米も進む進む。
鰻は、愛知からこだわりの鰻で、お店の床下で活きたまま飼っているそうな。

漬け物も程よい漬け具合で、塩っ辛さが無い。肝吸いも大きめの肝がしっかり入って、大満足。

 

鰻の寝床のように、通りを少し入ったところにある名店。丸静。是非、ご堪能下さいませ。

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妻の機嫌も上機嫌。ご馳走様でした。

 

今回ご紹介したお店はこちら
丸静
〒104-0045
東京都中央区築地6丁目12−10
03-3541-0072